遠距離恋愛は難しいけど成就できる
遠距離恋愛は難しい、ということをよく聞きます。身近なカップルでも、遠距離恋愛で成功した、つまり結婚まで行きついたという話はあまり聞いたことがありません。「ウサギは寂しいと死んじゃう」と言いますが。人間も寂しさに弱い生き物なんだと思います。甘えられる人が身近にいないとダメなのかもしれませんね。死なずに他の異性に走っちゃうのかもしれませんね。
そんな遠距離恋愛ですが、きちんと成功したカップルも稀にいます。彼女は地方出身の女の子。同じ地元で付き合っていた同い年の男の子がいました。高校まで一緒だったのですが、大学進学に伴い彼だけ上京することになったのでした。そして、二人は遠距離恋愛に突入します。彼女自身は就職や進学をせずにフリーターという道に進みます。彼女の両親は就職しろ、と言っていたのですが、その圧力を押し切ってのフリーターでした。なぜ、彼女がフリーターを選んだかというと自分の時間を作りやすい、それだけの理由で選んだのです。そして、一度就職してしまうと退職するときに「勿体ないな」と決断が鈍りそうだからでした。そうです。彼女ははじめから彼と一緒になることを望んでいたのです。彼と結婚をするという前提で人生の選択をしたのでした。
そして、月に一回のペースで深夜バスに乗り込み、東京にいる彼に会いに行ったのでした。彼氏のほうも、新しい都会の生活に戸惑い、月に一回会いに来てくれる彼女が心の支えになっていたのでした。月に一回のデートは一年間続きました。そして、彼が言ったそうです。「おまえのバイト、こっちでもできるだろ?一緒に住もうぜ」彼女の努力が実を結んだ瞬間でした。そして、同棲をして彼の大学卒業とともに結婚を果たしたのでした。彼女も偉いですが、彼のほうも偉かったと思います。「ここが東京か。綺麗な子がたくさんいるなぁ、ちょっとつまみ食いしようかなぁ」という気持ちを抑えたのはすごいことだと思います。